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半田そうめんの歴史は江戸時代から。船頭さんが運んだ食文化

天保時代の初期、当時小野浜港より撫養方面へ運航していた平田舟の船頭さんが、家族の自給用や副業として行わせたのが始まりと言われています。その製麺の方法は、今の奈良県から淡路、鳴門を経由して、半田の地に伝えられたと言われています。

百八十年の歴史、赤川の元祖手延べそうめん

半田素麺は、天保4年正月(1833年)に現赤川家が元祖半田そうめんとして製麺を始めました。(その証に半田町史に記載され、半田町の町章を当社のロゴマークとして使用が許されています。)霊峰剣山から吹きおろす寒風と四国三郎吉野川の豊富な地下水。この気候風土に厳選小麦と油、鳴門塩とで作る白糸は、まさに極上絹の糸。自然の恵みをいっぱいに含んだ麺線の太い、こしのある手延べ麺はかむごとにその味が口の中にゆっくりと広がります。だからこそ、素麺1本1本、鍛えられた腰の強い麺は、まさに芸術品と呼ぶにふさわしい逸品です。